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省エネルギー・省資源化への取り組み
エネルギーの使用は二酸化炭素の排出と関連しており、地球温暖化など環境への影響が指摘されています。
CO2排出量およびその低減対策
ダイフクグループは、「環境ビジョン2020」の中で地球温暖化防止に向け、事業活動から排出されるCO2を低減する活動に取り組んでいます。2010年度のCO2排出量は中期環境行動プランの2005年度比15%削減の目標に対し、45.1%の削減になりました。

(t-CO2)
| 2005年度 | 2006年度 | 2007年度 | 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全社 | 23,747 | 23,680 | 20,867 | 18,076 | 13,800 | 13,033 |
| 本社(大阪) | 538 | 497 | 572 | 615 | 572 | 489 |
| 東京本社 | 190 | 187 | 180 | 198 | 295 | 256 |
| 滋賀事業所 | 20,733 | 21,726 | 19,520 | 16,555 | 12,336 | 11,723 |
| 小牧事業所 | 2,150 | 1,154 | 509 | 513 | 431 | 419 |
| 東海支店 | 135 | 116 | 86 | 89 | 79 | 70 |
| 藤沢事務所 | - | - | - | 77 | 61 | 54 |
| 鴻巣事務所 | - | - | - | 28 | 26 | 22 |
輸送にかかわる環境負荷の状況
製品物流における環境負荷の低減にも努めるよう、輸送にかかわるCO2の削減に向けて取り組んでいます。物流拠点を滋賀事業所に集約し、出荷情報の集中管理および輸送方法の改善を進め、2010年度の輸送にかかわるCO2排出量は、2005年度売上高原単位比10%削減の目標に対し、21.2%の削減になりました。


■製品出荷時の積載効率向上
製品出荷時の荷姿を見直すことで、よりコンパクトな出荷方法へ改善し、積載効率の向上による輸送環境負荷の低減に取り組んでいます。一品一様な形態のものを、生産工場および受取先の工事部門と連携をとり、最適な積載方法の検討ならびに出荷架台の作成により、品質保持と積載効率向上に努めています。

段積みにより
積載効率を上げる
■共同輸送の活用
部品材料のお取引先とパートナーシップを構築し、コストダウンと的確な納期管理を目的とした集配業務のサービスに取り組んでいます。各社がそれぞれで輸送していた荷物を、集荷情報の集中管理と物量コントロールにより地域単位ごとにトラック1台で巡回し、物流拠点の集約化と合理化を図ります。各社の物流コスト削減はもちろん、サプライチェーン全体でのCO2排出量を削減することにより、地球温暖化の防止に貢献しています。

ミルクラン方式*で地域内の取引先を巡回集荷する
■モーダルシフト*の活用
製品の輸送手段は、トラック輸送が中心となりますが、環境負荷の少ない鉄道輸送および海上輸送へ輸送方法を転換するモーダルシフトに取り組んでいます。納期調整とコスト管理により物流品質を確保し、可能な限り輸送面でのCO2削減に努めています。2010年度はモーダルシフトによりCO2を226トン削減することができました。
- 用語解説
- *ミルクラン方式 : 取引先から個別輸送で納品されていた物品を、巡回して集荷すること。積載効率を高めることができ、燃料資源の節減と二酸化炭素の排出量削減にも貢献できます。
- *モーダルシフト : 貨物輸送を、環境負荷の小さい鉄道や海運へと転換すること。トラック輸送から海上輸送や鉄道輸送に切り替えることで、二酸化炭素の排出量が少ない、環境にやさしい輸送が可能となり、大量輸送や渋滞緩和により輸送効率が向上します。(国土交通省HPより)
省エネルギーへの取り組み
私たちのCO2削減活動は、業務の改善から日常生活、通勤・移動に至るまで多岐にわたります。CO2排出の大きな要因である電気と熱エネルギー使用状況については、毎月のデータを監視し対策を施しています。
■「日に新た館」に太陽光発電システムを設置
滋賀事業所内にあるマテハン・ロジスティクス総合展示場「日に新た館」では、2010年3月から太陽光発電システムを導入しています。2010年度は、約26万kWhを発電し、77.4トンのCO2削減に貢献しました。

屋上に設置したソーラーモジュール
■太陽光で環境配慮
滋賀事業所の「やすらぎロード*」に設置した外灯には、ソーラー発電式を採用しています。昼間の太陽光で蓄積した自然のエネルギーが夜間に明かりを灯します。
*やすらぎロード
滋賀事業所の調整池周辺で進めていた緑化計画。“やすらぎ・憩い”をテーマにした1周720mの園路には、しだれ桜やソメイヨシノ、もみじなど多くの木々を植栽しています。
*やすらぎロード
滋賀事業所の調整池周辺で進めていた緑化計画。“やすらぎ・憩い”をテーマにした1周720mの園路には、しだれ桜やソメイヨシノ、もみじなど多くの木々を植栽しています。

やすらぎロード
■ウォーキングで省エネ
滋賀事業所は、約120万m2という広大な敷地の中に11棟の工場が建ち並んでいます。事業所内の移動には自動車を使用することが一般的ですが、自転車や徒歩移動を推進することにより、CO2削減と社員の健康促進に向けた活動に取り組んでいます。
■チャレンジ25キャンペーンへの参加
全国の事業所において、昼休みや定時後の消灯を徹底。加えて夏季および冬季の空調の室温設定をそれぞれ28℃、20℃とすることにより、環境への配慮だけでなく快適な労働環境の実現を図りました。また、各部門内に「チャレンジ25キャンペーン」のポスターを掲示し、夏季はノー上着、ノーネクタイ、冬季は室内着の着用を奨励しています。

キャンペーンポスター
■ライトダウンキャンペーンに参加
環境省が呼び掛けるライトダウンキャンペーンに参加し、地球温暖化防止のため、照明設備の消灯を実施しています。2010年は6月20日から7月7日の期間、大阪・東京・滋賀・小牧の主要4拠点で日没後に外灯、看板などの屋外照明を消灯しました。

ライトダウンキャンペーン
■照度を落とさずエネルギー削減
マテハン・ロジスティクス総合展示場「日に新た館」では、展示場照明に従来よりも少ない消費電力で、明るく、長寿命なセラミック発光管を採用しました。併せて、反射笠でより明るい空間を演出し、省資源とCO2削減に貢献しながら、来館者の方々が快適に見学できるように心掛けています。

フロア全体の水銀灯をセラミック発光管に交換
■コージェネレーション設備の導入
滋賀事業所は第一種エネルギー管理指定工場に指定される電力需要規模を有しており、コージェネレーションシステムを導入してエネルギーの有効利用に取り組んでいます。現在、事業所全体の電力需要のうち、約14%をこのコージェネレーションシステムで自家発電しています。

1997年から稼働する設備
●熱エネルギー内訳(原油換算の元データ)
| 2009年度 | 2010年度 | |
|---|---|---|
| A重油(kℓ) | 784 | 994 |
| 都市ガス(千m³) | 26 | 26 |
| LPG(t) | 1,458 | 1,268 |
| ガソリン(kℓ) | 25 | 24 |
| 軽油(kℓ) | 26 | 16 |
| 原油換算(kℓ) | 2,779 | 2,733 |

