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社史
ダイフクの70年
Chronological history of 70 years
- ダイフク社史概略
- 2007年5月、ダイフクは会社創立70周年記念日を迎えました。大阪市の一角に従業員150名で産声を上げ、現在は世界20カ国・地域の生産/販売拠点に従業員5,400名を展開。他に類を見ないマテリアルハンドリングの総合メーカー、システムインテグレーターへ成長したダイフクのユニークな歩みをご紹介します。
<創業期>1937年~1956年
鍛圧機械メーカーとしてスタート、クレーンなどに手を広げました。第2次世界大戦前後の混乱期には、様々な製品を作り、メーカーとして歩むべき道を模索して試行錯誤を重ねました。
<高度成長期>1957年~1976年
- ・自動車工場向けコンベヤ導入
- 戦後の混乱期を脱し、日本経済は高度成長期に入りました。モータリゼーションが進展するなか、自動車ボデー搬送に最適なコンベヤシステムを米国から技術導入。国内のほとんどの自動車会社に納入、マテハン専業メーカーとして歩むことになります。
- ・商品群の拡大
- わが国初の自動倉庫をはじめ、ボウリングマシン、無人搬送車、ラック・パレット類などの機器製品と、主力商品を拡充しました。これにより、自動車以外にも、電気、繊維、流通などお客さまの幅を拡大。その生産拠点として、小牧や滋賀に工場を建設。東京・大阪・名古屋証券取引所第1市場への上場も果たしました。
- ・オイルショック
- 1973年のオイルショックにより経済はゼロ成長に転換、稼ぎ頭となっていたボウリングブームにもピリオドが打たれ、ダイフクは大きな打撃を受け、立て直しに追われました。
日本初の乗用車専門工場へ納入したウェブ・コンベヤ
日本初のコンピュータオンライン制御によるラックビルシステム
国産初のボウリングマシン
<メカトロ企業への脱皮>1977年~1986年
- ・FA時代を拓く
- 77年から洗車機事業をスタート。1980年代からは工作機械や自動倉庫、無人搬送車を組み合わせたFA(ファクトリー・オートメーション)が盛んになりました。「ロボットがロボットを作る」と言われた最先端工場を手掛けるなど、ダイフクは機械技術と制御技術を融合させたメカトロ企業に脱皮、社名を大福機工からダイフクに改称しました。
世界最先端(当時)のFA工場 ファナック モータ工場
<新たな事業領域へ>1987年~1996年
- ・DAへ、クリーンルーム内システムへ
- FAだけでなくDA(ディストリビューション・オートメーション、流通業などの配送センターの自動化)にも目を向け、新しいタイプの自動仕分け機などの商品を次々に開発しました。また、半導体産業が立ち上がってきたことを受け、いち早くクリーンルーム内搬送システム専用工場を建設しました。生産拡大に向けて、滋賀事業所の新規造成もスタート。
- ・グローバル化へ
- 国内自動車メーカーの海外進出に呼応して、米国・タイで工場を建設する一方、ISO9001認証取得などグローバル化への足がかりを固めました。
- ・世界最大級のマテハン総合展示場オープン
- 94年、300機種を取り揃えた「日に新た館」を滋賀事業所内に開館。普段は目にする機会がないマテハンシステム、機器をいつでも体験できる場を設けました。
半導体用搬送システム
「クリーンウェイ」
日に新た館
2005年8月に来館者20万人を突破<デフレ不況に中期計画で立ち向かう>1997年~2000年
バブル経済の崩壊、アジア経済危機などで、日本はデフレ不況に突入。ダイフクは中期3カ年経営計画「21世紀初頭のダイフク」を立案し、経営資源をコア事業であるマテハンに集中、収益性重視路線へ転換しました。2001年度から始まる中期3カ年経営計画「IT革命・物流革命に挑戦するダイフク」では、半導体・液晶ビジネス向けのeFA事業部を創設するなど、コア事業を核とする成長戦略を描きました。
<世界に飛躍>2001年~2009年
SCM(サプライチェーンマネジメント)の進展による大規模物流センターの建設、液晶の大画面化、携帯電話などデジタル家電の普及、日系自動車メーカーの海外進出、中国経済の高成長など、事業環境が次第に好転。特に2004年度からスタートした中期3カ年経営計画「Create and Challenge for the 70th Anniversary」では、過去最高の業績を上げることができました。また、国内外で積極的な設備投資を行い、グローバル生産体制を確立。2007年4月スタートの新中期経営計画「Jump up for 2010」で、さらなる飛躍を期しています。
中国に生産拠点を開設
<Material Handling and Beyond>2010年~
2008年後半の金融危機後、事業環境は急激に厳しさを増した一方、中国、インドなどの新興国が世界経済の牽引役として大きな役割を果たすようになりました。2010年4月よりスタートした中期3ヵ年経営計画「Material Handling and Beyond」は、将来にわたって持続的に成長し続けるための事業基盤を確立する時期と位置づけています。未来に向けてマテハン事業を限りなく進化させるため、新市場の開拓、新製品・システムの創出、新事業の立ち上げなどに挑戦していきます。
